地盤沈下修正センターのアンダーピニング工法について

傾いた地盤を平らに修正することで建物の傾きを直すための沈下修正工事は、2011年の東日本大震災以降、関心が高まっている工事です。沈下修正工事にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。

例えば、グラウド注入工法では基礎の下にセメントを注入して傾きを修正しますが、建物の周囲の地盤が盛上がってしまうという欠点があります。

 地盤沈下修正センターでは多くの種類の沈下修正工事を行っていますが、その中で「アンダーピニング工法」と呼ばれる工法があります。これは基礎となっている地盤に鋼管杭を打ち込んで、ジャッキアップすることにより液状化した層よりも下から建物を支え、傾きを修正します。工事費用は高めですが、基礎が深い建物には適しています。

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